AS3でduplicateMovieClipはできない。

久しぶりに技術系ブログっぽいことを書きます。
AS3で、MovieClip.duplicateMovieClip()は廃止されました。
それでも、配置されているインスタンスを複製したいという需要は多くて、メニューリスト作ったりゲームで敵キャラ作ったりする時に、いちいちリンケージせずに、配置されたインスタンス名から複製したいってことは結構あると思います。
リンケージつけるの面倒くさいし、管理も面倒だし、同名を避けないといけないしね。
やりたいこと：Flashオーサリングで、タイムラインに配置した、リンケージしていないインスタンスを複製したい（AS2時代は、duplicateMovieClipでできた）
で、AS3でduplicateMovieClipっぽいことしたいなーと思って検索すると、KAYACの記事が引っかかって、constructorを使えばできるよーって書いてあるんですが、これがものすごい罠。
実際にやってみると出来上がるのは空のMCなんですよね。
どうもリンケージしたり、クラス定義されて、クラス名が明示的に決まっているMC以外は、MovieClip自体のクラスに参照が飛んじゃって、タダのnew MovieClip()と同じになっちゃうんですよ。
やっかいなのは、エラーも出さず、表示上も何も変化が無いので、AS2から移行してきた初心者が大量にここで引っかかって挫折してんじゃないかと・・・。
そういうわけで、はっきり明示しておきますが2010/10/26現在、AS3でduplicateMovieClipに相当する機能は存在しません。
KAYACの記事より、この記事がGoogleで上位になるのは難しそうですが。
結論：できない
ちなみに、constructorを使った複製ですが、リンケージされてれば可能とはいえ、xy座標とかコピーされずduplicateMovieClipとは程遠い挙動ですし、リンケージされてるクラスは、つまりリンケージ名で呼び出しが可能なんで、普通にnewすればいいですし、で、役に立つ機会はあまり無いんじゃないかと思います。
描画情報をそのままコピーすることが出来ればオリジナルclone作れるんですけどね。
あれ？そういえばびんた先生がswfを解析してベクターデータ抜き出すとか、やってたような・・・。

CEDECでショートセッションを担当することになりました。

Flash界隈ではそんなに知っている人はいないかもしれませんが、CEDECという講演会がありまして、そのショートセッションに講師として出ることになりました。
CEDEC 2010 | CESA Developers Conference

日本最大のゲーム開発者向けカンファレンス CEDEC 2010（CESAデベロッパーズカンファレンス）公式サイト。会期：2010年8月31日（火）?9月2日（木）、会場：パシフィコ横浜。業界の第一線で活躍するゲームデベロッパーが一堂に集結します。

9月2日　14：50です。
内容は、DotWarとかではなく、前の会社で作っていたゲームについてです。
かなり値段のかかるカンファレンスなので、僕の知り合いでも来られる人は少ないと思いますが、もし既に行く予定があって、その時間が空いているようなら宜しくお願いします。

DotWar公開から１ヶ月、twitterマーケティング雑感

DotWarの公開から１ヶ月が経ちました。
自分でも、え？と思います。まだ１ヶ月なんです。
DotWarは6月15日に公開されました。
世間に疎い僕はその前日夜に公開しようと考えていたのですが、6/14はワールドカップ日本初戦。直前で指摘を受けてあわてて翌日に公開をズラしたのでした。
そんな日からちょうど１ヶ月が経ちました。
PVの解析や自分の雑感など、役に立つ点もあると思うのでまとめておきます。

Flashでグニグニ曲がるUIを作る方法

前にtwitterアイコンやpixivの画像をプヨプヨすることのできるpuyopixというコンテンツを作りました。

Puyopix -プヨプヨにするよ-
このページの右上にあるブログパーツもこれです。
解説をやると言っておいて、ずっと書いていなかったので書きます。
あんまりコードだらけにしても面白くないし、方法の概念的なものを図を交えながら説明していきます。
画像をプヨプヨする方法の概要と、それをUIに応用する方法です。

DotWarのバージョンが1.1になりました。

http://dw.sipo.jp/

4608人の兵士が戦うtwitterゲーム「DotWar」を公開しました。

http://dw.sipo.jp/

コンピューターおばあちゃんの、問題となった画像以外の例のシーンの画像を集めた(BlogPet)

しっぽの「コンピューターおばあちゃんの、問題となった画像以外の例のシーンの画像を集めた」のまねしてかいてみるね

「みんなのうた」に不適切映像表現だったこと。

*このエントリは、ブログペットの「麦茶」が書きました。

コンピューターおばあちゃんの、問題となった画像以外の例のシーンの画像を集めた

「みんなのうた」に不適切映像…ＤＶＤ回収へ : ニュース : エンタメ : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
まあ、不適切な映像があって、コマ送りできる今になって問題になって自主的に修正ってのは、別に普通の話だし、例の画像がちょっときわどすぎたのも確かだと思う。
ただ、気になるのはNHKの

酸いも甘いもかみ分けるおばあちゃんの人生経験をイメージした映像表現だった。

という説明に対して、twitterで「あんなAV画像をサブリミナルしておいて、おばあちゃんの人生なわけないだろ」という怒り方をしている人がいたこと。
どうも、麻原サブリミナル事件のように、映像製作者が悪戯半分で入れたと思っているようで、確かに出回っている、問題のシーンだけを繋げた画像を見せられると、ぎょっとしてしまうが、
全体を見ると少し印象が違うので、同じシーンの数秒間に切り替わっているその他の画像を集めてみた。