「みんなのうた」に不適切映像…ＤＶＤ回収へ : ニュース : エンタメ : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
まあ、不適切な映像があって、コマ送りできる今になって問題になって自主的に修正ってのは、別に普通の話だし、例の画像がちょっときわどすぎたのも確かだと思う。
ただ、気になるのはNHKの

酸いも甘いもかみ分けるおばあちゃんの人生経験をイメージした映像表現だった。

という説明に対して、twitterで「あんなAV画像をサブリミナルしておいて、おばあちゃんの人生なわけないだろ」という怒り方をしている人がいたこと。
どうも、麻原サブリミナル事件のように、映像製作者が悪戯半分で入れたと思っているようで、確かに出回っている、問題のシーンだけを繋げた画像を見せられると、ぎょっとしてしまうが、
全体を見ると少し印象が違うので、同じシーンの数秒間に切り替わっているその他の画像を集めてみた。

（クリックで拡大します）
手動でちゃちゃっと集めたので、結構抜けがあると思う。
順番もぐちゃぐちゃなのは了承してください。
これに、例の女性のおしりや、下着らしき画像が混ざっていた。
ここに貼るのはなんか怖いので、こっちで見てください。
白黒写真や小説、ヨット、雷門、恋人のシルエット、気球、街並み、と、色々な画像があり、その繋がりで考えれば、例の画像もおばあちゃんの人生の一部だったというNHK側の説明も普通に納得がいく。
少なくとも、悪意のあるサブリミナルとか、悪戯ではないということがわかる。（NHKに相応しいかどうかは置いておいて）
（妙にヨットと海が多いのは、制作時期が夏だったのかな？）
動画で見てもらうとなおいいかも
みんなのうた – コンピューターおばあちゃん‐ニコニコ動画(9)
で、何が言いたいかっていうと、こういう作品の中の一部にまずい表現がある場合、そこだけをピックアップして報道される。（ネット上では、そこだけがピックアップされて伝播する）
例の漫画規制に関しても、問題ある漫画の問題あるシーンだけ扱われたように。
政治家が問題ある発言だけ繰り返し報道されるように。
でも、全体を通してみると結構印象が違うことが多い。
必ず一次ソースに当たれとは言わないけど、そういうのは一歩引いて、ピックアップがあることを前提に割り引いて考えられるようにしていきたいな、と。